EPA介護福祉士、受け入れ希望急増
インドネシアとフィリピンのEPA介護福祉士の年間受入れ人数は上限が300名と規定があります。
しかし就労と学習支援の両立が難しくその数に到達することは困難といわれ、実際にEPA第1陣はインドネシアが104名、フィリピンが190名。
その後は減少傾向が続き、60名前後という年もあったほどです。
ところが2014年度から上昇し、また介護福祉士合格率が上がるに連れて受入れ人数が増えてきました。
2017年度の求人数はインドネシア374名、フィリピン585名と驚くような数字で、上限を軽々と突破しました。
後発組のベトナムも初年度から順調に伸び続け、来年度は194名の候補者に対して719名もの求人状況です。
今後国際厚生事業団が調整して多少は減少すると思われますが、それにしても“売り手市場”になってきた事は間違いないでしょう。
これまで苦労して受入れ、成果を出してきた施設と、それに応えるよう頑張ってきた候補者の努力の現れでもあります。
AHP関係施設もフィリピンでの現地面接(7月最終週)に参加しています。
そこでも合格したフィリピン人介護福祉士が通訳・アテンドとして活躍しました。
第一次マッチングは9月1日に閉め切られています。