「ベトナム看護史」が明らかに
侵略や戦争など歴史に翻弄され続けたベトナム。
看護の歴史も書かれた物を目にすることがなく、私的、公的に調査をしながら、たまたま耳にした事を繋げて考えるしかありませんでしたが、研究者の手によってはじめて論文が公開されました。
静岡県立大学でベトナム研究にあたる比留間洋一氏と同短大で介護福祉学を教える天野ゆかり氏の共同研究です。
ベトナム地域研究の専門家と日本の看護・介護を専門とする絶妙な協働作業が実を結んだ成果です。
いま多くの方々がベトナムの看護・介護に関心を寄せています。ぜひ基本文献の一つとして読んでいただきたいものです。
「ベトナム看護史についての覚書:ベトナム看護協会会長提供の資料を中心に」(『国際関係・比較文化研究』第14巻第1号2015.9静岡県立大学国際関係学部)
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