2024.10.21~27 in Điện Biên Phủ

ディエンビエンフー医療短大でベトナム看護協会と高齢者介護セミナー開催

ディエンビエンフーは1954年5月、ベトナム人民軍がフランス部隊を駆逐してインドシナ戦争を終結させた歴史的な場所で、ハノイからベトナムエアラインが1便就航しており60分のフライトです。
ホーチミンからはベトジェットエアーが飛んでおり120分かかります。
ラオスと国境を接し少数民族がマジョリティの地域で、医療短大もカラフルな民族衣装を纏った学生たちが学んでいます。

今回の訪問にはベトナム看護協会会長のムック氏も同行して、短大側と介護教育の導入について意見を交わしました。

その後講堂で多くの学生を前に私たちから日本の高齢者介護の様子とベトナム人介護職員の活躍について、各法人(千葉さつき会菜の花苑、岐阜千寿会、奈良東病院グループ)がプレゼンテーションを行いました。
またマイ氏が介護職に関わる日本の入管制度を解説しました。

音声のトラブルなどがあって開演が遅れましたが盛大な盛り上がりでした。




また、ハノイでは元在日本ベトナム大使館のルオン公使と数年ぶりに再会、ルオンさん行きつけのレストランでハノイビールで夜遅くまで歓談しました。
翌日の夕食は外務省のソンさんと名物のキノコ鍋を囲みながら、ベトナムの高齢化とその影響や日本の外国人介護士受け入れ等について話し合いました。
26日にベトナム看護協会主催の看護フォーラムがあり、会場でムック会長編集の介護教科書が披露されました。
出版を記念して二文字屋が「ベトナム初の介護教科書出版の意義」と題して発表しました(二文字屋)