日本・ベトナムEPAセミナー:ベトナムの看護・介護を知ろう―そして協働の場を創ろう
日本・ベトナムEPAセミナー
ベトナムの看護・介護を知ろう―そして協働の場を創ろう
・開催日時:2014年11月15日(土)13時〜17時・開催場所:日本看護協会JNAホール(120名)
東京都渋谷区神宮前5-8-2
JR 山手線「原宿」駅下車、表参道口 徒歩8分
東京メトロ 銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅下車、A1 出口徒歩5分
東京メトロ 千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」駅下車、4番出口徒歩5分
・主 催:NPO法人AHPネットワークス
・協 賛:ベトナム社会主義共和国日本大使館
一般社団法人 日本病院会
・後 援:公益社団法人 全国老人福祉施設協議会
一般財団法人 海外産業人材育成協会(HIDA)
京都大学・ケアの国際化研究会
シルバー新報(環境新聞社)
・参 加 費:無料
◆セミナー参加希望の方は、お名前・フリガナ、ご所属、連絡先を明記のうえ、
「セミナー参加希望」をEmail: jvepa@ahp-net.org にお寄せください。
ベトナムからEPA看護師・介護福祉士候補者第1陣が来日しました。オーストラリアやドイツでもベトナム人材には評価が高く、各国が積極的にアプローチしています。私たちがJVEPAを継続的に進めるためには生活と就労と国家試験対策をうまくリンクさせることがカギとなるでしょう。
このたび日本、ベトナムの専門家をお迎えしてセミナーを開催することとなりました。ベトナムの医療・看護・介護・文化・人々に関心を持つ多くの方々に参加していただき、理解を深めるとともに両国の人材交流発展の一助になれば幸いです。
◆ プログラム(ベトナム語の講演には日本語通訳がつきます)
1、開会あいさつ
矢田 高裕(NPO法人AHPネットワークス代表理事)
2、梶原 優 氏(一般社団法人日本病院会副会長、医療法人弘仁会板倉病院理事長、
NPO法人AHPネットワークス特別顧問)
「医療・福祉分野における日越協力関係について」
3、Mr. NGUYEN GIA LIEM グエン ザー リエム氏
(ベトナム社会主義共和国大使館労働管理部長)
「EPAに期待する−海外労働人材育成の取り組み」
4、比留間 洋一 氏(静岡県立大学国際関係学研究科助教、ベトナム地域研究)
「街・食・人‐ベトナムで暮らす」
5、南野 知惠子氏(元法務大臣、元日本赤十字看護大学教授)
「私が接したベトナムの医療者たち」
6、Mr. PHAM DUC MUC ファム デュック ムック氏
(ベトナム看護協会会長、元ベトナム保健省医療サービス局副局長)
「ベトナムの看護・介護教育の内容と特徴」
Ms, NGUYEN THI BICH NHAT グエン ティ ビック ニャット氏(看護師)
7、会場と質疑応答
(なお、発話者に変更がでる場合があります。ご了承ください。)
JVEPA看護・介護第一陣は150名の精鋭
応募者数340名(看護37名、介護303名)から選抜された合格者150名(看護26名、介護124名)に対する1年間の日本語教育並びに専門教育が12月1日から始まります。
全員ハノイにあるLOD職業学校(2012年5月竣工)の新しい寄宿舎で生活しながら学習に専念するJVEPA独特のスタイルは、大きな成果が期待されています。
事前教育は2013年11月30まで行われ、日本語能力試験N3以上を取得し、2014年3〜4月にマッチングが行われ5月来日。2か月間国内でさらに看護と介護の研修をすることになります。
NHKラジオ日本のベトナム向け放送で、JVEPA解説をしました
「NHKラジオ日本」がベトナムに提供している放送で、AHPの二文字屋氏が11月25日にJVEPAに関する解説をしました。スキーム内容やJVEPAの特徴など、インドネシアやフィリピンと比較しながら解説し、また日本の病院・介護施設での働きの内容など両国の違いもお話ししました。NHKラジオ日本のアーカイブで聞くことができます。 詳しくは→http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/vietnamese/top/index.html
いよいよ始まる、ベトナムのEPA候補者選抜
ベトナムEPA看護師・介護福祉士候補者の送り出し機関となる労働・傷兵・社会省の海外労働局の関係者が来日し、7月21日に袖ケ浦さつき台病院と関連の介護施設を見学した。この病院で働くベトナム人看護師や、EPAで来日している介護福祉士候補生、また今年の国家試験に合格した介護福祉士のインタビューも取材し、8月からJVEPAの広報をTVで放映していくそうである。
ベトナムの場合、すでに日本で働く看護師たちがおり、いままでのEPAとは違って細かな情報が直接候補者に届けられるのは、参加希望者にとって大きな励みとなるだろう。
日本・ベトナムEPAに関する情報
日本・ベトナム経済協力協定(EPA)は、2008年12月25日に日本国政府の安倍元首相とベトナム社会主義共和国政府ズン首相との間で署名され、2009年10月1日より発効されました。
その後、看護師・介護福祉士の受け入れについては、日本国政府とベトナム社会主義共和国政府との間で交渉が続けられました。
この交渉も、2011年10月31日に両国首脳が合意し、2012年4月18日に両国政府間の書簡の交換が完了したことにより、終了しました。
外務省ホームページより、各種資料が発表されています。
外務省: 日・ベトナム経済協定
外務省: プレストップ
日本・ベトナム首脳会談(概要)
ベトナムからの看護師・介護福祉士候補者の受け入れに関する覚書(概要)
看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日本国政府とベトナム社会主義共和国政府との間の交換公文
日ベトナムEPA: 看護師・介護福祉士候補者の資格取得までの流れ
ベトナム看護教育について
日本・ベトナムEPAの看護師・介護福祉士の受け入れに関連して、ベトナムの看護教育についての情報を提供します。
ベトナムの看護教育、短期大学の基本履修要綱の例
※画像をクリックすると全文が見れます。
ベトナムの医療福祉
「ベトナム高齢化についてのレポートです。『富む前に老いるアジア』の中で、ベトナムは急速に高齢化が進んでいます。EPAの候補者たちは日本で活躍する介護人材であると同時に、母国の高齢者介護をになう人材育成の一面も持っていると思います。」※画像をクリックすると全文が見れます。